AGA治療薬はどれ位で効果が出る?

AGA治療薬の効果はいつから?

AGA治療薬は日本ではいくつかのお薬が使えるようになってきています。また、テレビコマーシャルでも宣伝されるようになりAGAに対する治療も比較的身近なものになってきています。

しかし、毛髪が伸びるにはそれなりの時間が必要ですし、AGAはいわゆる眠った状態にあった毛髪を作る細胞をまず起こして、再び働き始めて毛髪を作るように促さなければいけません。

お薬を使い始めたからすぐに毛髪が増えてきて毛髪が増えることをすぐに期待できるわけではありません。

毛髪が増えてきたことが実感できるためにはそれなりの時間をかけて根気良く治療を続けることが必要になってきます。

ではどれくらいの期間が必要なのでしょうか。その答えは、お薬の臨床試験からのデータが参考になります。

フィナステリドというお薬で3年間かけてデータを追った研究があります。このデータでは1年ごとに評価が行われていますが治療開始後、1年ですでに58%の患者が頭の毛髪が増えたと実感しているとされています。

2年後には68%、3年後には78%の患者さんにAGAの改善が認められました。

さらに特筆すべきはAGAの進行が止まった人もふくめて考える、つまりAGAの進行を止めたという効果まで含めると1年目で98%の人にAGAの改善か進行の抑制が認められたのです。

AGAの進行が止まったあとに毛髪が増えてくるので少なくとも1年間使用すればほとんどの患者にいい影響が出ることになります。

また、プラセボ、つまり実際にはAGA治療薬ではないお薬を飲んだ人たちと、AGA治療薬を飲んだ人たちを比較した5年間のデータもあります。

このデータではAGA治療薬ではない薬を飲んだ人たちでは5年目には500円玉1枚分の面積当たりの毛髪の数が277本も違っていました。

そしてAGA治療薬を飲んだ人たちは1年で同じ面積当たり50~100本ぐらい治療開始前から1年で増加し、5年間横ばいで推移していました。

したがって治療開始後1年あればAGAに対する効果はほぼでてくると考えてよいでしょう。ではいつごろから効果が出てくるのでしょうか?

治療開始後1年未満の期間で見てみると、早い人では治療開始後3か月ほどで毛髪が少し増え始めたことを実感する人が出始めてくるようです。3か月時点で20~30%程度の人に毛髪が増え始め、毎月毎にその割合は増加傾向となっています。

ですから最低でも3か月、できれば1年間の治療継続をすることでAGAに対して毛髪が増える、あるいは進行を止める効果は期待できます。そして、さらに治療継続していくことでさらなる効果も期待できるといえるでしょう。

AGA治療薬はどれ位で効果が出る?


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